第10期 第9回講義


第9回講義は、当塾の卒業生である宮内諭様に「社会のなかで「個人」として生きる」という題でご講演いただきました。

前半の講義では、宮内様がこれまで歩まれたキャリアパスに関してお話いただきました。宮内様は自分の「やりたいこと」はなんなのか常に考え、その都度リバネスのインターンやアカデミストの事業立ち上げなど積極的に行動されている姿は非常に刺激を受けました。話の中で、異なる環境でも挑戦することの大切さ、その環境を移るために「軸足をおきつつ行動する」ことの重要性を教えていただきました。また、当時の科新塾メンバーとの交流もお話いただき、仲間との絆が大事だと塾生に説かれておりました。当日も宮内様に会うために科新塾・御茶ノ水の第1期塾頭であられる熊本康昭様もお越しになられ、その絆の深さと大切さを感じました。

ディスカッションでは、「研究者以外で自分のやりたいことは何か」をテーマに、塾生のやりたいこと、夢について語り合いました。「小説家」から「町の科学者おじさん」などそれぞれが思っていること話しあうことができました。

自らのやりたいことを見つめ直し、それに向かって突き進む大切さを感じた講義でした。

 

文責・下村優